2014年2月13日木曜日

すてっぷあっぷ

2014年2月13日

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男女共同参画推進センターと聞いて、はじめはよく理解していなかったというのが現状です。言葉の意味はもちろん、それが何を現わし、何を行うための機関(施設)なのかもよくわかりませんでした。ただ、入職してから少しずつ、すてっぷで行われている様々な事業を知り、研修を受け学び、男女共同参画がどのようなものなのかを知っていく事が出来ました。私がすてっぷで働き良かったこと、学んだことをご紹介致します。

女性が働きやすい環境

私は出産後3ヶ月で社会復帰しました。それが出来たのは、すてっぷの職場環境がとても良く、今までのような“女性だから”“女性なのに”という偏見が一切なく、出産しても、シングルマザーであっても、平等に接して頂けてとても有難く、また大変助かりました。
これまでは、男性が当たり前のように上に立ち、当たり前のように残業をさせられて、自分の意思すら尊重されないのが普通の社会だと思っていました。
 しかし、すてっぷで働いてからはそういう“間違った当たり前”に気づく事が出来たのも大きな財産だと思いました。

未来のための支援



子供を一人で育てていかなければならないという不安の中でも、すてっぷはとても力強い味方でした。ひとり親家庭の再就職支援のための情報発信能力育成事業で、今後の就職に役立つようなWord、Excelの講座や映像制作、プロの講師による研修プログラムなどに参加させて頂き、パソコンの資格も無事取得する事が出来ました。ただ“今”の仕事のスキルを学ぶだけではなく、今後の事も見据えた上で個別に合った支援をして頂きました。
私は産後すぐ…という事もあり、体調が悪くなったり子どもがまだ小さい為、沢山職場にはご迷惑をおかけしましたが、その都度職場の皆様には大変良くして頂きました。 言葉では感謝しても感謝しきれません。

すてっぷとは…


すてっぷには、毎日老若男女様々な方がご利用されます。貸室をご利用される方、ロビーで食事をされる方・勉強をされる方、休憩される方、談話をされる方、小さなお子さまと遊びに来られる方。すてっぷは地域の皆様との関わりを大事にしながらも、男女共同参画社会(男性も女性も性に捉われる事無く、社会で個々の能力を発揮出来る社会)の実現をめざす豊中市の中心機関として存在しています。
風船をもった子どものイラスト
女性は勿論のこと、道に迷った・少し聞きたい事がある・ちょっと困った事がある等、どんな事でもお立ち寄りください。すてっぷは皆様の“新たな一歩の為に”協力出来る場所にきっとなれる筈です。
私はすてっぷで働く事によって、目に見える成長だけではなく、内面的な成長も大きくあったのではないかと思います。それは、やはりこれまではっきりと表にしてこなかったジェンダーの違和感をはっきりと目にして見る・聞くことによって自分の意思や意見を持つ事が出来たからだと思います。
この事が育児にもきっと良い影響を与えてくれるだろうと思います。
また、より一層自分を見つめなおす良い機会にもなりました。

投稿者:C.T